上方落語(5・6年生)

3・4校時に、5・6年生を対象とした、上方落語の公演がありました。

はじめに落語の説明がありました。実際に落語を見たことのない児童がほとんどでしたが、テレビで落語を観たことのある児童はたくさんいました。

落語はお芝居などとは違って、一人で何役も演じることや、使う道具が手拭いと扇子だけということを子供たちは初めて知ったようでした。

手拭いと扇子で、落語家さんが何をしているかを当てるクイズや高座に上がって落語や出囃子(太鼓等)の体験をさせてもらいしました。

その後、落語を二席聴きました。一席目は、親が子供を寝かしつけるという内容でしたが、小学校高学年の子供を寝かしつける時の、親子の様子がおかしくて、みな笑っていました。最後は寝かしつけているはずの父親が寝てしまうというオチでしたが、ほとんどの子たちが内容を理解できたようです。

二席目は「転失気(てんしき)」という言葉を何のことだか知らない和尚さんが、自分は知っているふりをしながら、小僧さんに「てんしき」の意味を聞きに行かせたけれど、小僧さんが和尚さんに嘘を教え、和尚さんが恥をかいてしまうというお噺でした。ちなみに「てんしき」は、「おなら」のことでした。

5・6年生は、聴く態度も反応も良かったので、素晴らしい公演になりました。関係者の皆様、ありがとうございました。