今年度も、道徳公開ができず道徳教育について知っていただく機会を作ることができませんでした。そこで今回、ブログで紹介させていただきます。
小学校の道徳教育は、自己の生き方を考え、主体的な判断のもとに行動し、自立した人間として他者と共によりよく生きるための基盤となる道徳性を養うことを目標にしています。学校の教育活動全体を通じて、発達段階に応じて、適切に指導しています。なかでもその中心となるのが、「特別の教科道徳」です。年間35時間の授業を通して、〔善悪の判断、自立、自由と責任〕〔親切、思いやり〕〔規則の尊重〕〔生命の尊さ〕など22項目の内容について学習します。教師は価値を押し付けるのではなく、子供たちにその価値について考え議論させ、自分自身の問題として捉えられるような授業を目指して教材研究をしています。
コロナ禍のため感染状況によっては、グループでの交流自体も難しくなってしまっていますが、互いの考えを知り、理解を深め合えるように、これからも活動を工夫して授業を行っていきたいと思います。