ひとりごと

 生きることは食べることなのですが、出されたものが食べられません。今年に限らず、年々食後のようすを写真に撮ることも少なくなっています。それは残菜の多さです。

 今日は、ニジマスの塩焼きが一人一尾出ましたが、三分の一くらい手をほとんどつけていない状況で、ごちそうさまのあと班によっては、丸々四・五尾積み重なっていました。食べたことがなくても、嫌いでも手をつけられるようになってほしいです。私たちに召されてニジマスも浮かばれませんし、食育の観点からも地元の食材をと考えてくださる宿の方にも申し訳ない思いです。

 時代の流れと言えばそれまでですが、学校も無理に食べさせられない状況ですし、ご家庭も家族の嗜好で食卓の内容が決まります。宿にしてもそうで、子供にはハンバーグと揚げ物を出していればと悪循環になりがちです。

 これでいいのかなと思うのは年をとったせいなのでしょうか。

 ひとりごとです。