6年 こころの劇場「ジョン万次郎の夢」

 劇場内は撮影禁止ですから、入るところを撮影してカメラをかばんへしまいました。出るときに1枚撮りました。
 ジョン万次郎こと中濱万次郎は、激動の江戸末期から明治にかけ、日本の未来に大きく貢献した人物です。その半生が演じられていたわけですが、子供たちにとってこれから学習する歴史や学芸会に対して、大きな力になったと思っています。
 平井小は、一番前列でしたので(表情までしっかり見える最高の席)一番最初に入場しました。上演時刻まで約30分ありました。「一言も」とは言いませんが、ほとんどおしゃべりはありません。静かに待っていられます。担任が「一流の劇場に入る意味」を指導していたのだと思います。その後、言葉を失いました。子供が担任に『先生、「うるさーい」で一喝したら、先生なら劇場中静かになると思う。』と言ったほどです。一番遠くの西から東京を横断して疲れているのに、とにかく立派でした。帰りなんか、電車内も混み始めましたが、小学生が乗っているなんて気付かないほど。大人が逃げませんでしたから。