児童朝会−かさじぞう−

 校長先生から「かさじぞう」のお話がありました。あらすじを簡単に書きますと、
昔、ある村にとても貧しいおじいさんとおばあさんが住んでいました。
年の瀬なのに、おもちをつく米もありません。
そこで、笠を編み、おじいさんは町の市へ笠を売りに行きました。
しかし、ひとつも売れませんでした。
帰り道、おじいさんは雪をかぶって寒そうにしているお地蔵さんに、
笠や自分のてぬぐいをかぶせ、家に帰ってきました。
その晩、お地蔵さんが餅や野菜などをおじいさんの家の前まで持って来てくれました。
おじいさんとおばあさんは、めでたく正月を迎えることができました。
それで「人が見ていなくても」良いことをしましょう。良いことをすると自分にも良いことが返ってきます。と話されました。