避難訓練−さまざまな想定を考えて−

 今日は地震を想定しての避難訓練がありました。実は、昨年度からこの避難訓練の想定に変化をつけています。例えば、今日であれば、職員室内に設置されている緊急地震速報のランプ点灯、警戒ブザーが鳴ったと想定しました。予知ができたとしても10秒から30秒という話でしたから、「訓練、地震です」の言葉と同時に「身を守る体制になる」ということを指導しています。これまでは、「・・・・机の下にもぐりましょう。」と説明が長かったわけです。さらに今日は、人員確認で、「一人行方不明(校舎内にいるかも)」という想定で、教員が校舎内を捜しました。誰が行くのか、担任が校舎内に入った場合、その学級の管理は誰がするのか、それを指名しながら実施しました。
 これまでも、引き渡し訓練時に災害用伝言ダイヤル「171」の体験をできるようにしたり、「放送設備が壊れた場合、どのように校舎内に指示を出すか」と考えたりと、新しい要素を入れ、訓練を行ってきました。これからも、そのように取り組んでいきます。
 そして、こういうちょっとした変化(工夫)で訓練がとても引き締まると、本日は実感しました。もちろん、いつも真剣なのですが。